リアルライフ

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複雑なメニューは百害あって一利無し！

お客さま目線、心理を考えていますか？

結論から書きます。

・メニューが複雑だと客単価が上がりません！
・メニューが複雑だとリピート率が上がりません！

ボクは講習会でいつも聞くコトがあります。

カラーのメニューで最も安いメニューはいくらですか？
高いメニューはいくらですか？

こういう質問をします。

多くの方は安いメニューは即答されます。

ですが、高いメニューは皆さん、う～ん？と考えられます。

じゃあ、カラーに関するメニューはどのくらいありますか？

と聞くと、考え込まれます。

いろんな組み合わせがあるので、幾つあるとか、いくらとは言えない・・・

ほとんどの美容室には、カラーに関するメニューは数多く存在するのです！

そして、お客さまの要望を聞くまでは、カラーの値段は決まってない！というコトです。

というコトは、

お客さまは、自分がしたい髪型（色）をするのに幾らかかるかわからないというコトです。

しかも提供する美容師さんも値段を計算しなければわからないのです。

売ってる人が売値を把握していないのに、お客さまが把握できるわけありません。

幾らかかるかわからないというのは、

時価の寿司屋に行くのと同じ感覚なんですよ！

不安で仕方がないですよね。

カラーだけでなく、美容室にはメニューが多過ぎるのです！

客単価、リピート率が上がらないのは複雑なメニューに原因があるのです！

メニュー表や看板にこういう表記が多いです。

カット　　　　　４，０００円～
カラー　　　　　６，０００円～
パーマ　　　　　８，０００円～
縮毛矯正　　　１２，０００円～
トリートメント　２，０００円～

こういう看板のメニュー表記では幾らかかるのかわからないのです。

お客さまは不安な状態で来店してるってコトです。

こういうお客さま心理を理解する必要があるというコトです。

こういうコトやってませんか？

より多くのお客さまに来てもらうために、

カラーカット　１０，０００円　→　７，０００円

こういうキャンペーンを打つサロンさんがあります。

安いメニューを打ち出して多くのお客さまに来てもらおうとする。

まあこれ自体は悪いコトではありません。

ここからです。

来店されてから、アレやコレやを提案して結局１万円以上のメニューになる。

ボクの考えでは、これは愚の骨頂です！
※あくまでボクの考えですのでご了承ください。

客単価が上がらない、リピート率が上がらないやり方です。

一時的に客単価が上がるかもしれませんが、すぐに元に戻るやり方です。

お客さま心理で考えると、思ってた価格より高い価格になってるのです。
コレは不快ですよね。
不快を感じてるお客さまがリピートしてくれますか？
リピート率が上がらないやり方です。

しかも、このやり方は客単価もリピート率もスタッフの能力次第というコトです。

これが成果の上がらない手段（手法）なのです！

ほとんどの美容室の手段（手法）がこういうコトをされてると思います。

なぜ成果の出にくい手段（手法）を選んでるのか？

しっかりと考える必要があると思います。

お客さまがどんな心理で来店されるのか？

これらを理解するコト。

客単価もリピートもメニューの在り方で決まります！


自店のメニューはお客さまにとって、わかりやすいのか？

・一番多いメニューはどれなのか？
・それはお店側として、して欲しいメニューなのか？

店側がして欲しいメニューではないメニューにお客さまが集まってる。

コレが客単価、リピート率が上がらない大きな理由なのです！

それは複雑なメニューが原因なのです！

する人が一番多いメニューと、店側がして欲しいメニューが違うなら、メニュー構成を見直してみる必要があると思います。

客単価、リピート、集客はすべて連動してるのです！

そして、リピートはお客さまの評価で決まります！

自店のメニューはお客さまに取ってわかりやすいですか？
メニューを見直してみてはどうでしょうか？