リアルライフ

「賢者は歴史に学び、愚者は経験に学ぶ」

この言葉気に入りました。（笑）

賢者は歴史に学ぶ

ボクなりの解釈はこうですね。

自分がこうなりたい！と思ったコトを完璧に真似する人は成長します。
そうすると本質が理解できます。

そうなると自分の思考がその本質に基づいてるのでブレることがなくなります。

逆に愚者は経験に学ぶ

表面だけを取り入れて理解した気になり自分流に変化をさせてしまい、結果元の木阿弥。。

「守破離」の捉え方がすごくマッチしますね。

賢者と愚者の最も違うところとは

「守破離」の「守」の部分です。

ここの捉え方で賢者と愚者に分かれると思うんですよね。

ココを極めてないのに自分の考えが出る人は短期的成果で終わるケースが多いんですよね。

調べてみました。

守破離（しゅはり）は、日本での茶道、武道、芸術等における師弟関係のあり方の一つ。日本において左記の文化が発展、進化してきた創造的な過程のベースとなっている思想でもある。

まずは師匠に言われたこと、型を「守る」ところから修行が始まる。その後、その型を自分と照らし合わせて研究することにより、自分に合った、より良いと思われる型をつくることにより既存の型を「破る」。最終的には師匠の型、そして自分自身が造り出した型の上に立脚した個人は、自分自身と技についてよく理解しているため、型から自由になり、型から「離れ」て自在になることができる。

愚者は経験に学ぶ

こういう人は、「守」の部分が極めて短いんだと思います。

すぐに「破」に移る、移ろうとする。

そして、すぐに「離」に移る。

「守」の部分で本質を理解しないうちに「破」に移るとどうなるのか？

自分ではできてるつもりなので、そこから自分にあったより良い型を創ろうとしたら自分流になってしまう。

そして「離」、本来進化しないといけないのに、型ができてないから元に戻ってしまう。

そうすると、また同じ悩みに陥ってしまう。。

何も変わらないんですよね。

なぜ取り入れたのか？
どうなりたかったのか？

こういうコトを忘れてしまうんですよね。。

元の木阿弥なんですよね。。

守破離の「守」が最も重要で難しいんですよね。

ここで本質を理解できるかどうかが「破」で進化し「離」で発展に関わってくるんですよね。

だから直営サロンgluck（グリュック）のスタッフには我流はさせません。
※技術的なコトは別です。

グリュックの目的、コンセプトに沿った考えを徹底的に理解させます。

どんな能力、キャリアがあるスタイリストでも同じです。

この「守」を最重要視してます。

ボクは別に特別な能力があるわけではありませんが、長期繁栄サロンを創る方法を知ってます。

なぜ知ってるのか？

それは学んだからです。

「髪質改善へアエステシステム」

これを学んだんです。

これはボクが創り上げたんではありません。

美容業界に入って、この思考、方法を学びました。

５年間そればかり学びました。

そして独立しました。

そして１８年経った今でもその思考、その方法です。

そして「そこにしかない上質サロンの創り方」という考え方が生まれたんですよね。

本質の部分は進化はしてても変化はしていません。

だからブレない思考、行動をスタッフに徹底させてます。

ただ表面だけの良いトコ取りの人はそれなりの成果しか出ません。

本質を理解していないうちに我流になる人は、元に戻ってしまいます。

なぜなら、自分の枠に戻してしまうからです。

枠が拡がってないうちに自分の枠に戻してしまうからです。

枠は同じままなのです。

成長しないんですよね。。

サロンの文化を創るために、サロンの「守」を創ります。

言い換えれば「基本」ですね。

「らしさ」とも言いましょうか。。

その「基本」や「らしさ」に共感を持ってくれたスタッフが集まるのです。

それは強みになります。

そして文化になるんです。

これが「破」です。

そして他の美容室と自分達の美容室は違うという価値観を持ってくれるんですよ。

自分たちの想いが入った美容室になるのです。
自分たちで美容室の発展を考えてくれるんですよ。

そうなると、経営者の手から離れます。

経営者の手から離れるというのは

美容室　＝　オーナーのモノ

でなくなるコトです。

美容室　＝　自分たちのモノ

こうなるんですよね。

これが「離」です。

・基本、らしさの徹底　　　「守」
・文化が創られる　　　　　「破」
・自分たちのサロンになる　「離」

今ブログを書きながら考えたボクなりの「守破離」です。

なかなか上手くまとまったんじゃないかなって思います。（笑）

さて、北海道に行ってきます！