リアルライフ

より良くなるために、提供するサービス（モノやコト）を変えるのではなく、もっと突き詰めて進化させる！

変化より進化

こういうコトを昨日のブログで書きました。

最近のボクの講習に参加してただいた方なら聞いたコトあるかと思いますが、この「変化」と「進化」について書こうと思います。

変化とは変わるというコトです。

進化というのは進むというコトです。

ボクはこれを「差別化」と「独自化」と捉えてます。

よく他店との差別化を！

というコトを聞きます。

差別化についてボクの考えを書きます。

差別化

さべつ‐か 〔‐クワ〕 【差別化】
 
［名］(スル)
１ 一方を高く、一方を低く取り扱うこと。「貧富による―が目立つ」
２ 同類の他のものと違いを際立たせること。「他社とは提供するサービスで―をはかる」

２を注目してください。

・他社とは違うサービス

・他店とは違うサービス

他店と違うコトをするのは間違いではないと思います。

ですが、他店が同じコトをしてきたらどうなるのでしょうか？

特に結果が出るコトやモノはどの美容室でも取り入れたいと思いますよね。

売る側も売れるモノなら売りたいですし。。。

そうしてどの美容室でも同じコト、同じモノを扱う、販売するというコトになるのです。

そして同じモノなら安い方がってコトで安売りが始まるんですよね。

よくあるコトです。

他店が同じコトをしてきたから、それではダメだというコトで、「他店との差別化」を図る。

まだ他店が取り入れてないサービス（モノ、コト）を探して取り入れる。

これが差別化です。

こういうコトもよくあるコトですよね。

何がダメなのか？？？

差別化の場合は誰を意識してるのか？

どうでしょうか？

・他社（他店）とは違うサービス

この場合、他の美容室を意識してるのです。

差別化とは、お客さまではなく他店を意識したコトなのですよ！

美容室は誰にサービスを提供してるのか？

そうです、お客さまなのですよ！

なのに他店を意識してるのです。

本来お客さまに評価してもらうコトが目的なのに、他店を意識してるのです。

他店を意識して、自店のサービスを変える。

提供してるサービス（コト、モノ）が、コロコロ変わるんです。

お客さまには新鮮という楽しみがあるかもしれませんが、安心というモノが・・・

もう１度書きます。

提供するサービスがコロコロ変わるというコトです！

もちろん、新しいサービスを提供するコトも必要です。

ですが、どうなんでしょうか？

ラーメン屋で例えましょう。（笑）

あそこの塩ラーメン美味しいから行こう！となったとします。

客　　
「あれ？いつもの麺と違いますね？？」

店主　
「そうなんですよ、細麺の店が他にないから細麺にしたんですよ～！」

別の日に行ったら、

客
「あれ？また麺変わりました？？」

店主
「そうなんですよ、最近細麺の店が多くなってきたから太麺にしたんですよ～！」


次はどんな店になってるのやら。。。

味噌ラーメン屋になってたりして。。。

友達にあそこの塩ラーメン美味しいって言えないんですよね。。

提供するサービスがコロコロ変わると、どんな店なのかがわからないんですよ。

特長がわからないんですよ。

これが「差別化」というコトです。

差別化のデメリット

・他店が真似するまでの間のタイムラグでしか利益が見込めない。

・提供するサービスが変わるので、どんな店なのかという特長がわからない。

そして差別化って美容室のブランド化に最も不必要な考え方なんですよね！

じゃあどうすれば良いのか？

変わるのではなく、進むんです。

「変化」ではなく「進化」なんですよね

「差別化」ではなく「独自化」が必要なんですよね！

なんか昨日と同じないようになってしまった。。（苦笑）

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