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W杯について、いろんな方と敗因について話をしててるのですが、

・フォーメーションが・・・
・慣れないパワープレーが・・・
・選手交代が・・・
・決定力が・・・
・個人能力が・・・

などとこんな敗因がでます。

以前、日本代表の主力選手が、課題は「個を磨く」というような発言をしてたコトがありました。

ボクは、ん？？ちょっと違うと思うな。。。

と違和感を感じてました。

そもそも現状では南米やヨーロッパのサッカー選手と比べて「個」の力は劣ってる部分は否めません。

アフリカの選手と比べて身体能力で、かなうはずがありません。

それを今更「個」を磨いて、追いつけるのか？追い越せるのか？

南米やヨーロッパの選手が練習せずにいてくれるなら可能性があるかもしれません。

ですが、どこの国の選手も代表に選ばれるために必死なのです。

みんな頑張ってるのです。

その中で「個を磨く」というコトはどういうコトなのか？

ちょっと違和感を感じていました。

多くの代表選手はW杯優勝というコトを発言していました。

目的　　　　W杯優勝

手段　　　　個を磨く

目的か目標かは置いておいてこんな感じです。

ボクは日本戦全試合を観て感じたコトなんですが、

「個に頼る」

というふうに感じました。

困った時には主力選手に頼る。

その選手が１対１で勝てればチャンスが生まれる。

負ければ、ピンチになる。

こういうふうに感じました。

ですが、ボクの考えは

「個に頼る」のではなく、「個を活かす」コトだと思うのです。

ですから「個を磨く」ではなく「個を活かす」コトが必要だったんじゃないかと感じました。

チームの勝利に向かってそれぞれが個を活かす

ドリブルやパス、シュート精度を上げるコトも重要ですが、フォーメーションや戦術、コンビネーションをもっと熟練することだと思うのです。

なぜフォーメーションや戦術、コンビネーションを重要視するのか？

サッカーは点を取らないと勝てないのです。

・点を取るにはどうすれば良いのかを考える。

・点を取られないためにどうすれば良いのかを考える。

点が取れやすい状態ってどういう状態か？

サッカーで最も点が取れる確率が高いのが「PK」です。

PKはなぜ確率が高いのか？

・敵がキーパーしかいない
・良い体勢でシュートを打てる

ですから、こういう状況を創れば良いのです。

点を取るには、フリーの状態を作って、いい体勢でシュートを打てる状況を創るコトなんですよ。

得点を取るために最も効果的なことは、どんな体制でも枠に打てる能力を持つコトではなく、いい状態でシュートを打てるパスを出すコト、フリーな状態を創るコトなんですよ。

それがシュート精度を上げるコトになるのです。

シュート精度は他人の協力で上がるのです。

逆に点を取られないようにするには、フリーの状態でシュートを打たせないようにすれば良いのです。

そのために１対１で勝負するのか、２対１を作って止めるのか。

当たり前ですが複数の方が勝つチャンスが多いのです。

こういうコトです。

戦術や戦略、フォーメーションやコンビネーションなどをどれだけ熟練させるのか。

身体能力（個人能力）に長けてるアフリカのチームが、南米やヨーロッパのチームに勝てない理由もココだと思うのです。

少し前のバルサなんかはメッシに頼るではなく、メッシを活かすコトで圧倒的な強さを誇ってたと思うのです。

あなたが監督なら、個人能力を磨く練習をさせるかチームとしての戦術や戦略を磨くのか？

どちらを選びますか？

美容室経営ではどうでしょうか？

美容室経営者の方はチームでいえば監督です。

どんな美容室を創る采配を振るっていますか？

「個に頼る」ではなく「個を活かす」経営ができてるでしょうか？

つづく。。。

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