リアルライフ

・美容室の家賃比率

どれくらいが妥当だと思いますか？

家賃は安い方がいい！

誰でも思ってるコトです。

当たり前です。

では、どのくらいが安いのか？

ここを考えるのが経営です。

家賃２０万円

これって高いですか？安いですか？

今の家賃が１０万円の人なら高い！
３０万円の人なら安い！

こうなりますよね。

１つの視点から見ても基準が違うから感じ方もそれぞれなのです。

ではどのくらいが美容室経営において妥当なのか？

ここを考えてみましょう。

美容室経営において家賃比率はだいたい１０％以下が妥当だと言われています。

売上１００万円の美容室なら１０万円です。
２００万円なら２０万円です。

家賃比率が１０％を超えてたら利益が圧迫されます。
１０％以下を目指さなくてはなりません。

その方法は２つです。
A 売上を上げる
B 家賃を下げる
このどちらかです。

Bはよっぽどの事がない限り家賃比率が高いので家賃を下げてくださいと言っても断られると思いますので、お勧めしません。。（笑）

Aを選択しましょう！

今の売上を考えて家賃比率が１０％以上だと利益が圧迫されます。

利益が少ない場合は他の何かを下げないと赤字になってしまう危険性があります。

材料費なのか、給料なのか、広告宣伝費なのか・・・

この下げるモノの選び方で先は変わってくるんです。
この決断は凄く重要な決断になります。

今日ここを掘り下げて書くととブログネタがなくなるのでいつか書きます。

家賃比率１０％以下を目指す。

これから独立を考えてる人、新店舗を出すコトを考えてる人、この１０％をいつまでに達成するかという目標を立てた方が良いです。

そしてそのために、何をするかを決めるコトです。

漠然と頑張るのではなく、しっかりと計画を立てるコトが重要です。

別の視点から家賃比率を考えてみましょう。

家賃２１万円だとしましょう。（グリュックのケース）

家賃比率１０％以下だと売上は２１０万円以上ないといけないというコトです。

ここで違う視点も入れましょう。

スタッフ１人辺りの家賃です。

スタッフ１人なら１人辺り２１万円です。
これが２人なら１人辺り１０万５千円です。
３人なら１人辺り７万円です。
今グリュックは４人なので１人辺り５２，５００円です。

家賃もただ店の売上からだけで考えるのではなく、スタッフ１人辺りいくらかかってるのかを考えるコトが必要です。

１人で営業するよりもスタッフを増員すれば１人辺りの家賃比率が下がるというコトです。

しかも売上は人を増やすコトで上がりやすくなります。（人を入れれば上がるわけではない！）

ボクの基準ですが、

・家賃比率１０％以下
・１人辺りの家賃は５万円以下

この２つを一応の基準と考えています。

人それぞれ考え方があるのでこの数字が正しいかどうかはわかりませんが、こういう基準を決めておくコトが経営者として必要なコトだと思います。

この数字をいつまでにクリアするのかを考えるコトも経営者の仕事です。

経営者だけではなく、店長などサロンの幹部がこういう視点を持ってもらえるサロンは成長速度が早いです。

数字に対して意識を持つ！

これは経営者のみならず、誰でも必要なコトだと思います。

さて久しぶりの大阪に帰ろうと思います。

売らなくても店販が自然と売れるようになる講習会です。