リアルライフ

ですが、頑張って今日も

美容室の常識をぶっ飛ばそうと思います！

美容師さんがよく読んでる業界の経営誌があります。

「美容と◯営」や「経◯プラン」などなど。

以前は結構読んでたんですが、最近はあまり読んでないです。
ですからちょっと話がズレてたらすみません。

たまに労働環境を整えよう！

みたいなテーマで「週休二日」とか「社会保険」などを取り上げてる記事をみたことがあります。

これについて思うコトがあります。

ボクは美容師ではありません。
高校を卒業する時に就職した会社は週休二日でした。（２２年前）
社会保険も完備でした。
というか、この２つって当たり前のことなんですよ。

それを特集として美容業界の経営誌が取り上げてるんですよ。

別に、これらの経営誌を否定してるわけではありません。
ためになる特集も多くありますから。

何が言いたいかというと、

「週休二日」や「社会保険」が特集されるという美容業界の現実に問題があるというコトなんです。

今、美容師になるには高校卒業、もしくはそれに同等の立場にならないとなれません。

高校を卒業して、美容学校に通うわけです。

ただではありません。

そこに何百万かのお金がかかります。

高校に求人を出そうと思ったら、社会保険を完備してないと出せません。
ハローワークも同じです。

週休二日だって同じコトです。

この他業界では底辺の当たり前のコトを業界の経営誌で取り上げてるのが美容業界の現実なんですよ。

これどう思いますか？

美容師になりたい！って思う若い子が激減するのも当たり前なのです。

なりたい人が減ってるんで、求人しても来ないのも当たり前なのです。

５年後、１０年後、それ以上先を考えたら美容業界はどうなるのでしょうか？

目先の売上で一喜一憂するのではなく、その辺りのコトも考えないと将来が見えません。

個人営業の美容室が多いから仕方がないのもわかります。

ですが、個人営業をせざるを得ない状況になってるのも確かだと思います。

もっと美容室経営者が、業界の将来を、スタッフの将来を考えないといけないと思います。

歩合制にして一時の給料をたくさん与えるのではなく、将来安心して働ける環境創り、生涯働きたいと思ってもらえる魅力あるサロン創り。

これを考えて実践するのが経営者の責任だと思います。

美容業界誌でそんな特集を書かなくていい、魅力ある業界にしていくためには、経営者の考えを変えなければいけないと思います。

そういう環境と魅力を提供できれば、良いスタッフが辞めないのです。

もちろん独立する人もいるでしょう。

それはそれで悪いコトではありません。

ですが、美容師さんの独立の理由で最も多いのが現状に不満がある人なんです。

この現実を受け止めないといけないのです。

商売ってやっぱり人なんですよ！

スタッフが辞めないサロン創り。