リアルライフ

野球から学んだ美容室経営

先日野球でキャッチャーをしてて美容室経営に通じるコトを感じたんです。

キャッチャーはプレイヤーでありながら監督の仕事をしてるのです。
多くの美容師さんがしてるプレイングマネージャーなんですよね。
オーナースタイリストさんが野球で言えばキャッチャーなんですよ。

そこで注意すべきコトを２つ発見したんですよ！

１つめは

視野の広さが違うんです。

美容室美容室なら、スタイリストの動き、アシスタントの動き、お客さまの表情、すべて見ないとダメ！

経営者はスタッフと違う視野を持たないといけない！

こういうコトを書きました。

つづきです。

たぶん多くの美容室経営者の方が経験あると思います。

スタッフ（社員）が

・自分の考えを理解してくれない！
・思ったように行動してくれない！

こういう経験ないでしょうか？

ボクはあります！（笑）

今日はこのコトについて書こうと思います。

キャッチャーは野手と比べて視野が違います。

そして情報量が違うのです。

これは美容室経営者でも同じです。

美容室経営者はスタッフと比べてなぜ視野が違うのか？情報量が違うのか？

ズバリ、

経営者は背負ってるモノが違うのです。

だからスタッフと視野も情報量も違います。

危機感が違いますから。

なぜなら雇われてないからです。

雇ってる立場と雇われてる立場は視野が違うのです。

これは絶対に埋まらない溝というか違いです。

会社（美容室）に対する想いや、責任、借入の返済や家賃、給料、広告宣伝費や材料費などの支払い。

お金を貰う立場と払う立場では絶対に違うのです。

人の問題、お金の問題などなど夜も寝れないコトもあると思います。
ボクは今でもあります。

２５時間、３６５日会社（美容室）のコトを考えないとダメなのです。
というか、考えてしまうのです。

コレが絶対に違うのです。

だから、見る視点、見える視野、将来への不安が全く違うのです。

だから、その不安を解消するためにいろんなコトを考えたり、見たりするのです。

これが視野と情報収集量の違いです。

・不安が違うから視点、視野が違う
・解消したいから情報量が違う

そして社員（スタッフ）

・自分の考えを理解してくれない！
・思ったように行動してくれない！

というコトになるのです。

経営者は社員（スタッフ）と不安の量が違う、情報量が違うというコトを理解する必要があるんですよね。

そしてもう１つ、コレが大きな問題なんですよ！

キャッチャーからの視点、視野で得た情報を野手や投手に伝えるコトが難しいのです。

投手に、この打者は内角のストレートを狙ってるから、外角の変化球を投げるぞ！

と、言えないのです。
打者にバレますから。

投手に伝える手段はサインです。

伝えられるコトは、球種、コース、高さという指示だけなんですよ。

なぜその球種、コース、高さを選択したのか？

その理由が伝えられないんですよ。

打者との勝負は１球だけではありません。
三振なら最低でも３球が必要になるのです。
打者を打ち取るための組み立てが必要なのです。
ですが、２球目はこれで３球目はこれって伝えられないのです。

思ったコトやして欲しいことをしてくれない。。

それは、なぜそれをして欲しいのか、なぜやらないといけないのかがちゃんと伝わってないんですよね。

だから、ボクはイニングの合間に投手と振り返りをしたんですよね。

・スイングに力がある打者は何番と何番
・ほとんどストレートを狙ってる
・どんどん振ってくる打者が多い

こんな情報を伝えます。

・こういうケースはどうしたい？
・変化球中心で組み立てで行こうと思う。
・初級はストライクを取ってくれ
・あの打者とあの打者は危険だからこうしよう。

などなど自分の考えと要望を伝えます。

キャッチャーは他の野手とは情報虜が違うのです。

しかも得た情報を伝達方法には制限があるのです。

投手になぜこういうリードをするのか、理由をしっかりと説明することで安心感、信頼感がでます。

しっかりと目的や理由を伝えるコト。

コレってなかなか難しいコトだと思うんです。

経営者と社員（スタッフ）では見てる視点、見える視野が違います。
情報量も違います。

そして、思ってるだけでは伝わりません。
伝えてるつもりでも伝わってないコトの方が多いです。

伝わるための伝え方って難しいのです！

より良い会社（美容室）にするためには、経営者が思ってるコト、考えてるコトをしっかりと伝え、伝わるコト。

それが伝わってこそ価値があるのです。

キャッチャーをしながら思ったコトです。