リアルライフ

「組織の在り方」

昨日のテレビで巨人の内海投手が良いコトを言ってました。

内海投手「投手の成績、勝利数、防御率、奪三振などの記録は野手の力がないと絶対に勝ち取れないモノなんですよ。」

・勝利数
勝つためには抑えても打者が点数を取ってくれなければ勝てない

・防御率
良い球を投げても、バックの守備がしっかりと守ってくれなければアウトを取れない。

・奪三振
どんなに良いボールを投げても捕手のリードがなければ三振は取れない。

こういうコトです。

投手こそ、個人能力でモノを言うポジションって感が強かったんですが、その投手が野手の力を借りないと成績が残せないって言うのです。

で、最も意識してるコトは、野手がエラーをした時には絶対に点を取られないように最高のピッチングを意識する！って言うのです。

野手のミスを取り消すコト。

野手は自分のミスを取り消してくれたら、打って返そうという気持になります。

素晴らしいですね！

チームが勝利を掴むためには個人ではなくチーム力が必要なんですよ。

昨日のブログで書いた

自分の成果は、絶対に他人の力を借りている！

ってコトなんです。

ここからボクの持論を書きます。

人の考えや、育ってきた環境、成長してきた環境、価値観ってそれぞれ違います。

考え方の違いや価値観の違いは絶対にあります。

ボクの持論があります。

仲良しグループでは組織は成長しない。

友達じゃないんですから、考え方が違う、価値観が違えば意見の食い違いって必ず出ると思うのです。

・もっとこうすれば良いのに
・ここは改善した方がいいのに

こういうケースは必ずあります。

その時に仲良しクラブだと、まあ良いか。

というコトになるコトがあるのです。

この、

まあ良いか。。

これが最も怖いコトなんです！！

そうなると課題が見えてこないのです。

逆に仲が悪い（笑）と、ちょっとしたコトでも相手の悪いところが見えます。

そこを攻撃します。

これってボクは凄く良いコトだと思います。

その内容はしょうもないコトも多いのですが、店の課題が浮き彫りになってくるコトもあるのです。

考え方が違うからこそ出てくる課題。

組織の成長にはこういう意見がどんどん出てくるコトが重要です。

仲が悪い方が良いってコトじゃないですよ。（笑）

いろんな意見が出てくる環境が良いのです。

プロスポーツ選手なんかもそうです。

チームのメンバー全員が仲が良いってコトはありえません。

ですが、嫌いな投手が投げてる時にわざとエラーする選手はいないですよね？

こっちにパスを出した方が点数に繋がるのに、嫌いだから別の人にパスを出すって選手はいないですよね？

もしいたとしたら、こういう選手はプロとして失格です。

好き嫌い関係なく自分がプロとしての仕事を徹底する。

好き嫌いではなくチームの勝利に全力を尽くす。

こういうチームが強いのです。

繁栄サロンを創るために最も必要なコトは常に「課題」があるかどうかなのです。

今の課題は何かが明確かどうか

これがないと組織（個人も）は成長しません。

その課題が出てくる環境が必要なのです。

そのために必要な組織の在り方は

仲良しクラブではなく、プロの集団を創るコトなんです！

今日は「そこにしかない上質サロンの創り方 in 大阪」講習会です。

しっかりと発信しようと思います。