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昨日飲み友達の美容室経営者田高さんがおっしゃった一言です。

「客層ではなく客質を！」

これって凄く本質を付いてると思うんです。

ボクはターゲットは絞るモノではなく決めるモノだと思ってます。

なぜならターゲットは絞り過ぎると逆効果だからです。

まあここを掘り下げると長くなるので、それはまた書きます。

「客層ではなく客質を！」

コレどういうコトなのか？

田高さん曰く

お店のターゲットを年齢層で考えてない！

ってコトなんです。

この考えはボクも同じなんですよ！

美容室経営者の方や美容師さんと話をしてる時に、よくうちのターゲットを◯◯歳代とか、年齢で決めようとする人が多いです。

これ危険な絞り方なんですよね。

とはいっても、そこにちゃんとした理由があれば良いのですが・・・

美容室経営者の方でターゲットを絞るために年齢を絞ってる。
年齢を絞るコトがターゲットを絞るコトというふうに思われてる方が多いように感じます。

よく考えてみてください。

ちょうど今サッカーのW杯を開催してますが、サッカー好きな年齢層ってどうなんでしょう？？

２０代でしょうか？それとも３０代？４０代？

決まってないですよね！

サッカー好きな人にはいろんな年齢層の方がいますよね。

男性か女性かなら男性の方が圧倒的に多いと思いますが年齢層では決められないんですよね！

年齢層っていらないんですよね。

それより、どんなスポーツが好きなのか？

サッカーなのか、野球なのか、テニスなのか。。。

人それぞれ好きなスポーツは違うというコトなんですよ。

野球は４０代、サッカーは３０代って決まってないんですよ。

ターゲットに年齢を入れる必要がないのです。

例えば軽自動車

軽自動車を買う人ってどんな人なんでしょうか？

・大きな車を運転するのが怖いからという人
・お金がないから安い車として買う人
・主婦の方がセカンドカーで買う人
・車に興味がない人で何でも良いという人
・燃費が良いからという人

いろんな理由があります。

ここに年齢層は必要ですか？

ここで２０代というふうに売側がターゲットを絞るとどうなるのか？

その２０代ってどんな人かな？

という視点が入ります。

そこにズレが出てきてしまうのです。

本来必要のない視点を入れることで、本来考えるべき視点からズレたところで考えなければいけなくなるのです。

お金持ちだけど軽自動車を買う人もいれば、お金持ちじゃないけど、ローンで高級車を買う人もいます。

こういうコトもありますよね。

カラーだってそうなんです。

ホームカラーをしてる人のほとんどが◯◯代って決まってないんです。

２０代の人も、３０代の人の、４０代の人もホームカラーをしてる人はいるのです。

もちろん白髪染め専門店なら年齢層を考える必要性もあると思います。

ですが、年齢層より、美容に対する価値観で考えた方が良いのです。

要は年齢層ではなく、価値観なんですよ。

もし、明確に理由がないのにターゲットに年齢層を入れてるのなら、ターゲットを再考してみてください！

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