絶対やってはいけない広告宣伝のやり方
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ボクは美容師ではありません。
ですが、美容室を経営しています。美容師としてではなく経営者として「経営」という観点からのブログを書いてます。
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「新宿区の客引き禁止令条例」
みなさん、ご存知でしょうか?
道ばたで客引きするコトを禁止するという条例です。
酒を提供するお店(居酒屋)やカラオケ店まで禁止にするみたいです。
ボクは居酒屋を探す時に、客引きされたり、客引きしてる店にはほとんど入りません。
客引きされると行く気がなくなるのです。
ですが、この条例に関しては反対です!!
この客引きという行為は広告宣伝です。
広告宣伝のやり方を条例で禁止されるんです。
人件費以外のお金がかからない宣伝広告のやり方を禁止されるんです。
ボク個人的には客引きされることは大嫌いなのですが、禁止されては、店側としての広告宣伝の場を1つ失ってしまうんです。
お客さまも、客引きのおかげでそのお店を知るという人もいるのです。
お客さまに存在を知ってもらえる行為が1つ減るのです。
この条例が決まれば、その影響で潰れる店もあると思います。
路面店や場所の良い店や、チェーン店のような知名度のある店、広告宣伝費にお金をかけれる店などは問題ないのかもしれません。
ですが、路地を入った店、個人店、広告宣伝費をあまりかけれない店にとってはかなりのダメージなんじゃないかと思います。
ボク個人的には広告宣伝はそれぞれの状況があるので制限する必要はないと思います。
ではなぜ禁止するような条例が制定されるのか?
要は、客引きの仕方が下品だからです。
しつこく付きまとったり、嫌がってるのに辺り構わず声を掛けるというやり方が悪いからです。
ココをもっと声をかけられる側のコトを考えてすれば、何の問題もないと思います。
というより、良い店ないかな?って思ってる人にもありがたい存在になるはずなんですよ。
サービス業をしてる人が、相手の気持を考えずに下品な客引きをするから禁止対象になるのです。
美容室における、ハンティングやチラシ配りもそうです。
むかしこういう経験がありました。
朝、駅まで行ったらある男の子がチラシを渡してきたのです。
受け取らずに通り過ぎようとしたら、胸の前までチラシを取れ!と言わんばかりに出してきました。
なんじゃコレと思ってなんとか通り過ぎたら、その後ろの女の子がまた渡そうとしてきたのです。
ボクはそのチラシを受け取りました。
男の子でなく女の子だから受け取ったのではありませんよ!(笑)
渡し方も良かったから受け取ったのではありません!
どんな意味を込めてチラシを受け取ったか?
「この店は絶対行かない店にしよう!」
こう思ってチラシを取りました。
お金を書けて作ったチラシ。
時間と労力をかけて渡したチラシ。
絶対に行かない人を増やしたという結果
どうでしょうか?
要は客引きやチラシ配りが悪いのではないのです。
ちゃんと考えてやってないから迷惑する人が増えるのです。
伝え方を工夫すれば何の問題もなく、集客できるのに・・・
逆効果になってしまってるのです。
接客も広告宣伝も、自分本位で考えるのではなく、相手がどう感じるかを考えないと、手間と時間とお金をかけて嫌われるコトをしてるという怖い話です。
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