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美容室経営者が陥りやすい失敗とは・・・

経営者は誰でも失敗したくないと思います。

失敗から学ぶコトはたくさんありますが、ボクだってできれば失敗はしたくないです。

ボクが感じる「美容室経営の失敗」について書こうと思います。

今回は失敗というか考え方の転換について書こうと思います。

「広告宣伝」について書こうと思います。

・チラシをポスティングした
・新聞折り込みをした
・タウン誌に掲載した
・ネット広告を出した

こんな広告を出したとしましょう！

なのに全然反応がない！！！

こんな経験したコトないでしょうか？

宣伝広告は大事なコトです。

お金をかけてる分、反応が欲しいですよね！

ですが、

よく考えてみてください。

あなたは焼肉をどんな時に食べに行くでしょうか？

・焼肉を食べたいとき

単純にこんな時ですよね。

では、逆にどんな時は焼肉を食べに行かないでしょうか？

・食べたくないとき

単純にこんな時ですよね。

焼肉が嫌いな人って少ないと思います。

ボクは大好きです。（笑）

焼肉が好きな人で焼肉が食べたくないってどんな時なのか？

昨日焼肉を食べたって時はどうでしょうか？

ほとんどの人は焼肉を食べたいと思わないですよね。

３日前に食べた人は？１週間前に食べた人は？

人によって食べたいサイクルってあると思うんですよ。

集客って焼肉が好きとか嫌い、美味しい美味しくないだではなく、サイクルがすごく関係してくるんですよね。

では美容室はどうでしょうか？

昨日美容室に行った人が次の日美容室に行くでしょうか？

３日前の人は？１週間前の人は？

焼肉は連チャンで食べる人はいるかもしれませんが、美容室に連チャンで行く人ってほとんどいないですよね。

美容室は頻繁に行く理由がないんですよ！

そう考えると、焼肉より美容室の方が行くサイクルが長いってコトになります。

何が言いたいのか？

チラシを撒いても、ネット広告を出しても、美容室に行くというタイミングではない人には響かないってコトなんですよ！

そろそろ美容室に行こうかなって人にしか響かないってコトです。

この美容室行ってみようと思ったとしても、すぐではなく、次行く時にってコトなんですよ。

宣伝広告の反応のタイミングは、美容室に行くサイクルに関係してくるんですよ。

響く広告宣伝を出したとしましょう。

そろそろ美容室に行こう
良い美容室ないかな？

こういう人は早いタイミングで反応があると思います。

この美容室良さそうだな
でも、今行ってるところも、そこそこ気に入ってるからなぁ

この美容室行ってみたいな
でも先週美容室に行ったところだから、次に行ってみよう。

こういう人への反応は、すぐには出ないのです。

実際今すぐに美容室に行こうって人の方が少ないですから、反応はじわじわ出てくるんですよ。

ですが、反応がないと焦ってしまう美容室経営者の方って多いんです。（焦る気持はわかりますが・・・）

ですから、宣伝広告に反応がないといって、焦ってしまうんです。

そして極端な値引きを考えてしまうんです。

反応の良いモノ（安いメニュー）をメインに打ち出したりしてしまうのです。

売りたいモノではないモノを売ってしまうのです。

こうすると、一時的な新規集客数は増えるかもしれません。

ですが、それでは単価、リピート率は上がらないのです。

こういうコトになってしまうんです。

そして、思い描いてた美容室ではなく、どこにでもある手頃な美容室になってしまうんです。

ですから、広告の反応は美容室の一般的なサイクルである３ヶ月スパンで考える必要があるんですよ。

今行ってる新規集客のための広告宣伝は３ヶ月先の反応を意識した方が良いのですよ！

広告すればすぐ反応がある！

こういう考えは捨てるべきなんですよ！

良いチラシ、良い宣伝をすれば、すぐに反応があると思わないことです！

お客さまには美容室に行くタイミングがあるんですから！

ですから、

常に３ヶ月先を考えて今動く！

今動いてることは３ヶ月先の成果のため！

こういう考えを持つべきなんですよ！