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「消費者の価値観」と「美容室の価値観」

昨日の続きです。
まずは昨日のブログを読んでみてください。
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消費者の価値観を知る

・ペラペラで硬い安いトイレットペーパー
・ふんわり柔らかい高いトイレットペーパー

ボクは確実に４００円のトイレットペーパーを選びます。


ふわふわじゃないと嫌なんですよね！

決して痔だからじゃないですよ～！（笑）

なぜか？

今日はその辺りを掘り下げてみようと思います。

ボクがよく講習会で話してる

「３軒の焼肉屋の話（上カルビの話）」

・５００円の上カルビ
・１０００円の上カルビ
・２０００円の上カルビ

あなたはどの上カルビが食べたいですか？

５００円の上カルビという人もいるでしょう
１０００円の上カルビという人もいるでしょう
２０００円の上カルビという人もいるでしょう

その人達は何が違うのでしょうか？

人それぞれの価値観なんですよね

食に対してこだわりが高く、美味しいモノが食べたいという価値観を持ってる人は高いカルビを選ぶでしょう。

逆に食に対してこだわりが低く、お腹がいっぱいになればいいという人は安いカルビを選ぶでしょう。

人はモノを価値観で選ぶのです！

人それぞれ価値観が違うのです！

同じようにトイレットペーパーに対する価値観は人それぞれなんですよね。

ボクがふわふわで柔らかいトイレットペーパーを選ぶのは、良いモノを使いたいという価値観なんですよ！

ボクの場合、痔だからという必要性ではないのです！

痔ではない！！（笑）

その価値観をボク個人ではなく、店という組織でも統一してるのです！

コレ重要なんですよね。

美容室は価値観がバラバラで統一できてない。

美容室がブランド化できない最も重要な理由の１つだと思います。

これは、一見個性があるようで個性になってないんですよね。

店の個性が全くないのです。



直営サロンgluck（グリュック）には、トイレットペーパーは良いモノを使う！

という決まりがあります。


「地域で１番上質なサロンを目指す！」

というコンセプトがあるので、安くて硬いトイレットペーパーではコンセプトに反するのです。


高級レストランのトイレに入って、ぺらぺらで硬いトイレットペーパーだったらどう思いますか？

なんか残念ですよね。。。

gluck（グリュック）は個人としてではなく、美容室（組織）で価値観を統一してるのです。

というか、店の価値観を持ってるのです。

その価値観に共感してくれたスタッフを採用しています。

これボクの面接の重要なポイントです。

価値観の統一

それは経営者があーやれーこーやれ！って口うるさく言っても統一できないのです。

スタッフに高い価値観（意識）を持ってもらうのはすべて経営者の仕事なんですよ！

個人の価値観（意識）を高めるのではなく、店の価値観（意識）を決める！

コレ重要です！

価値観の統一はメニュー構成から始まるのです。

お店の価値観が統一できて、初めてお客さまはその価値観を知ってくれるのです。

２００円のトイレットペーパーを選ぶ人

４００円のトイレットペーパーを選ぶ人

gluck（グリュック）は４００円のトイレットペーパーを選ぶ人に選んでもらえるような価値観を発信しています。

コレがポジショニングです。

ターゲットも決まってます。

・安いモノを売ってる店
・いろんなモノを売ってる店
・こだわりのあるモノだけを売ってる店

ふわふわで柔らかい４００円のトイレットペーパーや、上質な上カルビを買おう（食べたい）という価値観の人はどの店に行くでしょうか？

お客さまに選んでもらうためには、どんな価値観の人に来て欲しいか？

どんな価値観を提供したいのか？

自分が消費者の立場になって考える必要があるのです！

そして美容室自体が価値観を決める（統一する）コトが必要なのです！

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そこにしかない上質サロンの部屋　

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