リアルライフ

今朝、ポストに何枚かのチラシが入っていました。

そこでいろいろ感じるコトがあったので今日はそれを書こうと思います。

今朝ポストを空けたら何枚かのチラシが入っていました。

その中に美容室のチラシが入っていました。

２枚！

同じチラシが２枚！

重なってるのではなく、２つ折りにしたチラシが２枚入っていました。

ボクはこういうコトがあるといろいろ考えてしまうんですよね～！（笑）

・これはポスティング業者が配ったチラシなのか？

・それともその美容室のスタッフが配ったチラシなのか？

チラシなどの紙媒体はコストがかかるわりには成果が出ない。

こういうコトを良く聞きます。

確かにネットの方がコストパフォーマンスが良いケースが多いです。

ですが、紙媒体の反応が悪いにも改善する余地があるのです。

現にうちのポストに同じチラシが２枚入ってたんです。

１００００枚配ったとして、同じとこに２枚ずつ配れば５０００枚しか配ってないのと同じです。

ですが１００００円の費用がかかってるのです。

コストが倍になります。

しかも半分は無駄なコストです。

チラシの反応が悪い理由。

枚数がちゃんと件数として届いてるかがわからない！

これって結構あるコトなんですよ。

ゴミとして捨てられてたり、同じところに複数枚入ってたり。。。

残念なコト、あってはいけないコトですが実際にはあるコトなんです。

こういうケースも聞いたことがあります。

印刷会社からそのままポスティング業者などにチラシを送ってもらうケースです。

３万枚頼んだのに実際は２万枚しか刷ってなく、ポスティング業者にも２万枚しか送ってない。

その２万枚をポスティングも実質は１万枚しか配っていない。

お店には３万枚のチラシの作成料金、３万枚のポスティング料金の請求をされる。

こういうコトも考えられるのです。

実質有効なチラシの数が１万枚なのに３万枚のコストがかかってる。

３倍のコストなんです！

一番残念なコトは、自店のスタッフがそれをやってた場合です。

ポスティングやハンティングに行った時に配らずにどこかに捨ててしまう。

以前美容室経営者の方と話してる時にこの話題になったコトがあります。

という意見が出ました。

ですが、ボクは思います。

これはスタッフだけの責任ではないのです！

どちらかというと経営者の責任なのです！

なぜなら、それは目的をしっかりと伝えていないコトが原因なのです。

チラシはなぜ配るのか？

ポスティングしてる（させられてる）多くの美容師さんは配るコトが目的になってるのです。

・決められた時間で数多くの枚数を配るコト
・決められた枚数をできるだけ短い時間で配るコト

これらが目的になってるのです。

誰だって寒い日や暑い日にポスティングやハンティングなんか行きたくありません。

できればやりたくない仕事なんです。

まずはそこを、させる方が考えてあげないといけないのです。

そこでしっかりとした目的を伝える。

ポスティング（ハンティング）する目的は何なのか？

当たり前ですが、目的は「集客」なんです。

何千枚配っても集客が０なら配らない方が良いのです。

１枚しか配らなくても１人来てくれれば良いのです。

配る人にしっかりと目的を伝えるコト。

当たり前のようですが、伝わってないのです！

昔こういう経験がありました。

電車に乗ろうと駅まで行った時に、美容師さんがチラシを渡してきたのです。
ボクは要らないのでそのまま通り過ぎようとしました。
そしたらその美容師さんが、胸の前まで受け取れと言わんばかりの勢いで渡そうとしてくるのです。
ボクはそれを振り切って通り過ぎました。

こういうの嫌でしょ！

ですが、それで終わらないんです。

その数歩先にいた美容師さんが、それを見てたはずなのにまた渡そうとしてくるのです。

ボクはそのチラシを受け取りました。

その美容室に行こうと思って受け取ったのではありません。

絶対に行かない美容室はどの店だ！って思いで受け取ったのです。

これってどうでしょうか？

チラシにはお金がかかってます。
しかもスタッフの人件費もかっかってます。
スタッフの労力もかっかってます。

お金と時間と労力という経営資源をかけて、その美容室が手に入れたモノは

絶対に行かない美容室という存在！

残念ながら、こう思った美容室がありました。

チラシ配りの目的は集客なんです。

ですが、お金と時間と労力をかえて悪い評判を作ってるんです！

本末転倒です。

こういうコトがあるのです。

美容室経営者や店長などの幹部は、スタッフに何かをさせる時にはしっかりと「目的」を伝えなければいけないのです。

目的をしっかり伝えて、その手段を決めてあげる。

朝から、当たり前のコトでも目的を明確にするコトって必要なんだなってボク自身が再認識させてもらえました。